令和の時代が始まり、新しい時代。これからも元気に行こう!と考えていたところ、新型コロナウイルスが私達日本人ばかりでなく世界の国々の社会や人々の生活・人生を想定外のものにしてきています。
事業経営も計画が予定外のものとなっている事業者がほとんどだと思います。
「VUCAの時代」が正に現実となっています。
経営者の方々と共に考えパートナーとしてお役に立つ税理士業務を遂行していきます。
会社設立について
1. 設立に必要な資金はどのくらい?
会社設立する為に必要となる資金は、以下となります。
- ① 定款認証 52,000円
- ② 登記登録免許税 15万円
- ③ 登記手数料 数万円
- 合 計 20数万円
2. 準備すること
- ① 定款作成
- 会社の約束事を決める。
- ② 会社の名前
- 漢字、ひらがな、カタカナ、数字、ローマ字、アラビア数字など使えます。
(有名な会社の名は無断では使えない、銀行、信託は使えません。) - ③ 会社の所在地
- 市町村、東京23区、政令指定都市まで、又は番地まで
- ④ 資本金額
- 1円以上で会社を作ることができます。
(但し、資本金を1,000万円以上にすると開業事業年度から消費税納税義務があります。) - ⑤ 目的
- 定款に会社が何をする会社であるかという会社の目的を定めなければならないので、会社が営もうとする事業の範囲を決めます。明確に、具体的にどのような事業であるかわかるように決めます。
- ⑥ 事業年度
- 会社の営業の区切りを決めます。1年間が一般的で便利ですが1年以内もOKです。
- ⑦ 許認可業種の場合
- 許認可が必要な事業の場合には会社を設立し事業開始までに許認可を得る必要があります。
- ⑧ 取締役
- 譲渡制限会社は、取締役会を設置しなくてもいいので1人でもいいです。
譲渡制限会社は‘取締役は株主でなければならない‘という規定を定款に規定できます。
取締役は会社を代表します。 - ⑨ 発行可能株式数
- 株式譲渡制限会社は設立時に発行する株式数を発行可能株式数の1/4を下回ることはできないという規定は受けません。
- ⑩ 事業年度
- 〇〇月〇〇日~〇〇月〇〇日 という事業年度
- ⑪ 代表取締役の選任
- 取締役は一人でも会社は作れます。
3. 会社設立&経営で準備すること
① 事業計画
会社という箱は誰にでも資金さえ用意すればすぐ出来ます。
会社の箱の中に何を入れるかを作りだすことによって、その会社を生きていくことにつなげていくことになります。その眼には見えない“事業”を創造していくことができるか否かが経営者であるか否かを決めるポイントとなるのです。
しかも継続して創造し続けることが経営なのです。
消費者は世代が変って行き、経済環境は政策、為替等により日々変化していくからそれに伴って消費者も影響を受けて変化していくからです。しかし、それだけにやりがい、生きがいと面白みを見いだせるのも経営と言えるのではないでしょうか。
② やる気
①のことをやっていくためには、とにかく“やってみよう、やり続けよう、やり遂げよう”という心意気を持って臨むことが準備する一番大切なことだと思います。
4. 思い立ったら始めましょう
当事務所に先ずはご相談ください。
スタートアップ支援のため、定款認証に関する新たな取組を開始します。
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元気に2024年を迎えたアジサイ。
蕾をつけています。